FF7(ファイナルファンタジーVII)のリメイク「インターグレード」は、PS5におけるリメイク版の新たな進化を示していますが、一方でその炎上問題も注目を集めています。
多くのファンがその事態に驚き、疑問を抱いています。
これには、PS5専用の新規エピソード追加や、PS4版ユーザーへの影響が関係しています。
本記事では、炎上の背景にあるさまざまな要因を詳しく分析し、PS5版を「買うべきか」の疑問に対しても考察を加えていきます。
プレイヤーが今後の購入決定に役立てられるよう、具体的な情報とともに炎上の詳細を解説していきます。
記事のポイント
- 炎上の原因としてPS5専用の新規エピソード追加が関連していること
- PS4版ユーザーがPS5版の購入に迫られる状況とその理由
- 「FF7 リメイク インターグレード」の新価格版とオリジナル版の違い
- PS5版を購入するかどうかに関するメリットとデメリット
FF7のリメイク「インターグレード 」が炎上してる?背景に迫る
- PS5専用発売に対するファンの反応
- 新規エピソードへのアクセス制限問題
- 炎上要因の分析:完全版商法の疑念
PS5専用発売に対するファンの反応
PS5専用となった新規エピソードの発表は、多くのFF7ファンに衝撃を与えました。
PS4ユーザーからは、PS5の入手困難さもあり、新しい体験へのアクセスが制限されることに強い不満の声が上がっています。
新規エピソードへのアクセス制限問題
新規エピソード「インターミッション」がPS5でしか楽しめないことは、多くのファンをがっかりさせました。
FF7リメイクのファン層を考慮していないとの指摘もあり、炎上の一因となっています。
炎上要因の分析:完全版商法の疑念
インターグレードの炎上における主要な要因の一つは、完全版商法に対する疑念です。
このゲームは、PS4版からPS5版へのアップグレードに100円の費用が必要で、さらに新規エピソード「インターミッション」のプレイには2,178円の追加料金が発生します。
ここで問題となったのは、新規エピソードがPS5専用であるという点です。
PS4版のユーザーにとって、新しいエピソードを体験するためにはPS5本体の購入が必須であり、PS5本体の価格は50,000円以上となっているため、高いハードルが存在します。
この点が多くのファンから批判された理由は、PS4版のユーザーが新規エピソードをプレイするために、実質的には新しいゲーム機を購入する必要があると感じられたためです。
一部のファンからは新たな商法として認識され、完全版商法への疑念を抱かせる結果となりました。
加えて、PS5の供給不足により、多くのプレイヤーが新規エピソードを体験する機会を持てず、その不満が炎上に繋がったと考えられます。
新規エピソードの追加はプレイヤーに新たな体験を提供する目的で評価される一方で、PS4版ユーザーにとっては新たなコスト負担となり、完全版商法への疑念を生む原因となったのです。
FF7のためにPS4を買った人は一年後に5万円のPS5に買い換えないとDLC遊べませんってドラクエ11より酷い完全版商法 pic.twitter.com/erhh44AzSb
— まつり (@maturi5135) February 25, 2021
FF7のリメイク「インターグレード 」が炎上してる?詳細解説
- インターグレードとは:概要と特徴
- クリア時間とゲームのボリューム
- ゲームの引き継ぎ方法
- 新価格版とオリジナル版の比較
- 中古市場
- インターグレードを買うべきか?
- FF7のリメイク「インターグレード 」が炎上してる?について総括
インターグレードとは:概要と特徴
インターグレードは、元々PS4で発売された「FF7 リメイク」のPS5対応バージョンです。
PS5の高性能ハードウェアを駆使して、ゲームのグラフィックとパフォーマンスが大幅に向上しています。
ゲームは60fpsで動作し、これによりキャラクターの動きや戦闘シーンが非常に滑らかになり、リアルタイムでの反応速度も改善されました。
さらに、4k解像度での表示により、ゲームのビジュアルはより鮮明かつ詳細になっています。
インターグレードのもう一つの大きな特徴は、新規エピソード「インターミッション」の追加です。
このエピソードでは、原作の人気キャラクターであるユフィ・キサラギが主人公となり、新たな物語が展開されます。
ユフィの忍者としての特技や新しいゲームプレイの要素が導入されており、プレイヤーはユフィ独特のアクションや戦闘スタイルを楽しむことができます。
また、PS5の機能を活かした改良点としては、高速ローディングやハプティックフィードバック、3Dオーディオのサポートなどが挙げられます。
これらの機能により、より没入感のあるゲーム体験が実現されています。
インターグレードでは、ゲームのグラフィックモードを選択することも可能です。
プレイヤーは「パフォーマンスモード」と「グラフィックモード」を選べ、前者は60fpsでのスムーズな動作を優先し、後者は4k解像度での高品質なビジュアルを楽しめる設定になっています。
これにより、プレイヤーの好みやプレイスタイルに応じて、最適なゲーム環境を選択することが可能です。
インターグレードはPS5の高性能を生かした最適化されたバージョンであり、既存のファンに新しい体験を、新規のプレイヤーには最高の入門作を提供することを目指しています。
クリア時間とゲームのボリューム
新規エピソード「インターミッション」は、プレイヤーのスキルや探索度に応じて、クリア時間に幅があります。
平均的には、約5時間でクリア可能ですが、主にストーリーを直進的に進めた場合の時間です。
一方、サブクエストの完遐や探索要素を楽しむプレイヤーの場合、クリア時間は7時間以上に及ぶこともあります。
サブクエストやミニゲーム「コンドルフォート」などの追加要素を含めると、ゲームのボリュームはさらに増加します。
これらの要素に時間を割くことで、プレイヤーは新しいキャラクターの相互作用や隠れたストーリーの断片を発見できます。
また、新規エピソードでは、特定の条件下でしかアクセスできない隠し要素や、特別なアイテムの入手も可能です。
これらの追加要素に注力することで、プレイ時間はさらに拡張され、ボリューム感が増します。
特定のミニゲームをマスターするために何度も挑戦したり、隠されたエリアやアイテムを見つけるために余分な時間を費やしたりすることが挙げられます。
「インターミッション」のゲームボリュームはダウンロードコンテンツとしては短めに設定されていますが、内容の密度と質は非常に高いと評価されています。
ユフィのキャラクター開発、戦闘システムの革新、そして物語の深堀りは、ファンに新たな視点を提供し、満足度を高める要素となっています。
ゲームの引き継ぎ方法
セーブデータの引き継ぎ方法は、PS4版からPS5版へのスムーズな移行をサポートしています。
この手続きを行うことで、プレイヤーはPS4版での進行状況、キャラクターのレベル、獲得したアイテムや装備などをPS5版にそのまま反映させることが可能です。
方法は以下の通りです。
-
セーブデータのアップロード:
PS4版ゲーム内のメニューから、「セーブデータのアップロード」を選択し、転送したいセーブファイルをアップロードします。この時、インターネット接続が必要で、PSNアカウントにログインしている必要があります。 -
セーブデータのダウンロード:
PS5版ゲーム内のメニューで「セーブデータのダウンロード」を選択し、アップロードしたデータをダウンロードします。こちらもインターネット接続が必要です。
この手続きにより、PS4版で達成した成果をPS5版に継続して楽しむことができます。
しかし、一度に転送できるセーブデータは1つのみであり、複数のセーブファイルを移行したい場合は、このプロセスを各セーブデータごとに繰り返す必要があります。
さらに、PS4版のディスクを使用している場合、PS5版のディスクドライブモデルが必要です。
デジタル版を使用している場合は、PS5で直接デジタル版をダウンロードしてプレイすることが可能です。
新価格版とオリジナル版の比較
インターグレードの新価格版とオリジナルのPS4版との間には、複数の違いがあります。
新価格版(PS5版は、9,878円(税込)の価格で提供され、PS5の強力なハードウェアを活用した数々の改良が施されています。
高解像度のグラフィック、60fpsによる滑らかな動き、迅速なロード時間などが含まれます。
PS5版独自の新規エピソード「インターミッション」が追加されており、PS4版には含まれていません。
オリジナルのPS4版は、発売当初約8,980円(税込)で提供されていましたが、現在は中古市場などでさらに低価格で購入可能です。
PS4版にはPS5版の高解像度グラフィックや追加エピソードは含まれていませんが、基本的なゲームプレイ体験と物語は変わりません。
重要な点として、既存のPS4版ユーザーは、わずか100円の追加料金でPS5版へのアップグレードを行うことができます。
このアップグレードにより、PS4版のユーザーはPS5版の改善されたパフォーマンスとグラフィックを体験することが可能になります。
新価格版は技術的な面で大幅な向上を遂げており、特にPS5のハードウェアを活用してゲーム体験を高めています。
しかし、PS4版のユーザーにとっては、追加コンテンツへのアクセスや技術的な改善を享受するためにPS5本体の購入が必要となるため、総合的なコストを考慮する必要があります。
プレイヤーがどのバージョンを選ぶかを決める際の重要な要因となるでしょう。
もとのツイートの”100円でアップグレード”は不正確な表現でした。
PS4版『FF7R』からのアップグレードは100円ですが、
本編のみがPS5に最適化されるだけです。ユフィの新規エピソードをプレイするには追加で2,178円がかかります。なお、ユフィの新規エピソードはPS5限定となります。 pic.twitter.com/XKcBkptcio
— ⚡Game*Spark⚡ (@gamespark) February 26, 2021
中古市場
中古市場でも活発に取引されています。
PS4版は新価格版の発売後、中古市場での価格が下落傾向にあります。
大手ゲームショップやオンラインマーケットプレイスでは、中古のPS4版が通常2,000円から4,000円の範囲で販売されているケースが多いです。
新品価格の約半額から四分の一程度であり、PS4ユーザーにとっては費用対効果の高い選択肢となっています。
また、PS5版も中古市場に登場しており、新品価格9,878円に対し、中古価格は大体7,000円から8,000円程度で取引されています。
PS5版の高い需要と相対的に少ない供給量に起因しています。
中古版を購入する際の注意点として、特にディスク版の場合、状態を確認することが重要です。
ディスクの傷やケースの破損、同梱物の有無など、商品の状態によって価格が変動することがあります。
中古市場での取引において、多くのプレイヤーは価格だけでなく、商品の状態や信頼性のある販売元を重視しています。
大手ゲームショップや信頼できるオンラインショップから購入することで、商品の品質に対する不安を減らすことができます。
さらに、中古市場では時々特別なプロモーションやセールが行われるため、定期的に価格をチェックすることで、よりお得に購入するチャンスが増えます。
インターグレードを買うべきか?
インターグレードを購入するかどうかは、PS5を持っているか、新規エピソードや高品質なグラフィックに魅力を感じるかによります。
既存のPS4ユーザーにとっては、100円でアップグレードできることから、コストパフォーマンスが高いと言えるでしょう。
しかし、PS5本体の入手が難しい現状を考慮すると、全てのファンがこの新体験を楽しむことは困難かもしれません。
FF7のリメイク「インターグレード 」が炎上してる?について総括
記事のポイントをまとめます。
✅炎上の主要因はPS5専用の新規エピソード追加に対する反応
✅S4版ユーザーは新エピソードを楽しむためにPS5版の購入が必要
✅PS5版はグラフィックやパフォーマンスの向上を特徴とする
✅PS4版ユーザーは100円でPS5版にアップグレード可能
✅新規エピソード「インターミッション」のクリア時間は約5時間
✅追加要素にはサブクエストやミニゲーム「コンドルフォート」が含まれる
✅PS4版からPS5版へのセーブデータ引き継ぎは簡単な手順で可能
✅中古市場ではPS4版が2,000円から4,000円程度で販売
✅PS5版の中古価格は新品より若干低いが高い需要がある
✅中古版購入時は商品の状態や信頼できる販売元を重視すべき
✅中古市場での特別プロモーションやセールを利用することでお得に購入可能